先日、平日にお休みをいただき、子供たちのテニス合宿の送迎で山梨県北杜市まで行ってきました。先月、東名~中央道間に開通したばかりの外環道を通ったので、これまでよりも早く到着することができました。
朝、合宿先のホテルに子供たちを降ろし、少しだけ練習を見学した後に妻と二人でドライブに出掛けました。この日は快晴で富士山や八ヶ岳がよく見えました。
小淵沢まで足を延ばし、アウトレットからの帰り道に県道を南下中、「神田のイトザクラ」という幟を発見。試しに見に行ってみようということになり、幟に導かれて農道を進んでいくと平坦な草地に大きな枝垂れ桜が1本。残念ながらまだ花は開いていませんでした。
それでも車から降りてブラブラと眺めながら地元の方とおしゃべりをしていたら、その方から満開の桜があるとの情報を入手。大まかな場所を教えていただき、向かってみることに。
国道20号線を甲府方面に進むと「神代桜」という幟が見えてきました。幟を頼りに進んでいくと無事に目的地に到着。「実相寺」というお寺です。山の中にそのお寺の周りだけ車と観光客がいっぱい。駐車場には誘導員も大勢いて屋台も多数出ており、何やら賑わっています。
駐車場に車を停め、境内に入っていくと見事に桜が満開でした。菜の花畑もあり、多くの桜と同時に楽しめました。
境内では中でも大きな幹の桜に人が集まっています。案内板を見ると国の天然記念物に指定されていて、樹齢二千年とも言われる「神代桜」と紹介されています。老木のため、根元から3mくらいで幹が折れてしまっていて、残った幹の途中から伸びた枝に花を咲かせていました。残っている幹は確かにこれまで見たこともない太さです。
「樹齢二千年とはすごいなぁ」とは思いましたが、これが『日本五大桜』や『三大巨桜』の一つとして全国でも有名な桜だとは露知らず。
翌日から訪問リハビリで利用者様に話題の一つとして「山梨県の桜を見てきました」と言っただけで「神代桜?」とあちこちのお宅で聞かれました。実際に見に行かれた方もいらっしゃいました。
今回は運が重なって『三大巨桜』の一つを見ることができました。しかも満開。他の『三大巨桜』も調べてみたところ、福島県三春町の「三春滝桜」、岐阜県本巣市の「淡墨桜」となっていました。いずれ機会があれば見に行ってみたいです。
夕方、また少し子供たちのテニスを見て、コーチに託した後、帰りは事前にチェックしておいた燻製料理を食べられるダイニングバー「燻’s燻’s」でディナー。中央道の甲府昭和インターのすぐ近くにあり、寄りやすい立地です。
おしゃれなダイニングバーで、自家製燻製三種盛りや魚介の燻製三種盛りをはじめ、チキンや鴨、チーズなど、いろいろな燻製料理を楽しめました。
杉浦