2015年03月
『予防医療診断士』
先日、アドバンス予防医療診断士の養成講座を受け、そしてその認定試験に合格しました。

この講座は、一般社団法人日本予防医療協会の予防医療診断士、ベ―シック講座とアドバンス講座で、今後の予防医療を推進して行く為の知識と実践力を備える為のものです。
それでは予防医学とはどんな事をいうのでしょう? 協会のHPでは以下のように説明しています。
【現代医療の壁】
『健康診断や人間ドックやガン検診が、これだけ広く実施されているのに、ガンも心臓病も糖尿病も高血圧も増え続けているのです。
「治療医学では病人は減らない?!」
16年間、大学病院で最先端の現代医療に取り組んできて、早期発見・早期治療で病人を減らせるとずっと勘違いしていたのです。
理論的に考えれば当然のことですが、病気になったものをいくら早期に見つけても「ガン」は「ガン」。「高血圧」は「高血圧」。「糖尿病」は「糖尿病」。発見されるまでに10年間、病気はカラダの中で静かに進行している。ガンの成長を阻止するようなケアは何もしていないからです。
だから、「ガン」も「高血圧」も減らない。
当たり前のことですが、人間ドックで見つかるのは「高血圧」「糖尿病」「心臓病」。ガン検診で見つかるのは「ガン」。ガン検診で今年OKは来年OKではない、という衝撃的な事実。大学病院で医師をしている時、このことにまったく気がついていなかったのです。
~中略~
予防医療の本質は、誰もが本来持っている自然治癒力(自己治癒力)を高めること。そのために人間のカラダを構成している60兆個の細胞を元気にすることからスタートします。
細胞を元気にして、病気予防・ガン予防、肥満予防・寝たきり予防・うつ予防を実践する。寝たきりゼロ、病人ゼロを目指します。』
これは、日本予防医療協会の代表理事、金城先生の言葉です。
この講座を受けて感じた事は・・・
今までに如何に自分の健康に対する知識、食に対する知識、人間の身体に対する知識がいい加減で底が浅かったという事が解りました。
現代はTVやネット、雑誌等の様々な情報が氾濫しています。特にTVでは、『この食材がコレに良い!』とか、『こんな病気にはこんな栄養が必要だ!』 みたいな情報に踊らされています。特にTVでは、そこの所だけに焦点を合わせ、視聴率稼ぎの為に面白可笑しく作られているものもあるようです。
学んだ事のほんの一例ではありますが、どんなに高価で良い食材でも、十分に消化・吸収出来なければ、ただ口に入れて食べているだけなのです。
口から食道、そして胃、小腸、大腸、肛門と、そこは単なる土管に過ぎないのです。つまり身体の外。ここから栄養素を身体に中に入れるという事は、『咀嚼、胃酸、消化酵素、腸環境』が十分でなければ、食べた物の栄養素を取り入れてそれを細胞まで届ける事が出来ません。
ですから、先ずは人間の身体の事、そして自分の身体の事をよく知る事が一番大事な事だと思うんです。そして、病気を予防し、介護状態になる事も、認知症になる事も、ガンに罹患する事も出来るだけ先送りし、出来るだけ健康でいられるには何をどうしたら良いかと・・・
でも、あまり神経質にならず、大らかに、そして時には適当に!・・・出来る事からやって行ければ良いですよね。
4日間で学んだ事、そしてこれから学んで行く事、皆さんの健康増進や病気予防に役に立つ事を、ここで少しずつご紹介出来ればと思っています。
神宮司
『リハデイを見守るエバ君』
リハデイ入口横にある観葉植物、その名は「エバーフレッシュ」愛称エバ君。
夜になると葉を閉じる休眠運動を行っているため、夕方シャッターを下ろすとこんな感じです。
その名の通り「いつまでも新鮮」という意味があり、その花には「創造力」という花言葉もあるようです。
つまり、【初心を忘れず、いつも新鮮な気持ちで創造力を持つ】
社長がこの木を選び搬入した日(開所当時)の事を今も鮮明に記憶しています。
そしてこの意味ある木は弊社の社長室や、もう1ヵ所のデイ(愛フィット)にもあり、以前、愛フィットでは花が咲いたようですネ o(*゚▽゚*)oスゴ~イ!
耐性があり初心者向けらしいのですが意外と難しぃぞ?と感じているのは私だけでしょうか…。
乾燥に弱いためうっかり水遣りを忘れるとパラパラと落葉し、冬の時期、いつも通りの水遣りでは、これまた落葉。日照不足や低気温の影響だそうです。
今だから言ってしまいますが、じつはリハデイのエバ君は、過去に2回ほど危機を迎えていました。
人が通り過ぎるわずかな風や、自動ドアの開閉だけで葉が束になって落ち、どうにも収拾がつかなくなり、思い切って葉を全部取っ払い、丸坊主にしてしまった事があります。
この場をお借りして・・・社長っ、すみませんでしたっ m(_ _)m
枯れ木のようになった姿・・・この状態は非常にまずい ( ̄  ̄lll)
果たして新芽は出てくれるのか?お願い早く生えてきてっ!と、内心かなり焦り、祈るような思いで必死の世話をした結果、持ち前の耐性を発揮してくれ、今はしっかり茂ってくれています。(良かった~ ホッ)
よく、植物に音楽を聴かせたり話しかけると成長が早まるって聞きますよね?
あれは、情緒的に音楽を聴いているというよりは、音を感じているそうで、空気の振動(音波)が植物の細胞を活性化させたり、ヒトが排出する二酸化炭素が光合成を促進するという説があります。
リハデイでも毎日、軽快な音楽とトレーニングでの発声、そして皆さんの笑い声が振動となり、きっと良い作用になっているはずです。これからも楽しく賑やかに運動していけたらと思います♪♪
ちなみに日中でも葉を閉じてしまう場合は水不足のサインだとか。
もしも万が一、昼間その様な状態になっていたら、「エバ君が閉じちゃってるよ~っ!」と、教えて頂けると助かります。
『第33回 2015三浦国際市民マラソン』
平成27年3月1日に開催された 『第33回 2015三浦国際市民マラソン』 のハーフマラソンに参加してきました。大会日の天気予報は雨だったため、大会前日は雨が降らないことを心から祈っていました。しかし、大会当日は残念なことに大雨と天候が非常に悪く、寒い1日となりました。
コースは、三浦海岸をスタート ⇒ 山側を通り ⇒ 城ヶ島を折返 ⇒ 海側を通り ⇒ 三浦海岸がゴールでした。
参加ランナーは6,580人であり、1(先頭)〜8(最後尾)グループ中の、6グループ(2時間〜2時間9分ゴール予定)の位置から、スタートしました。スタート位置がほぼ最後尾で集団だったため、始めはスローペースでした。
悪天候、高低差が激しい、しかも道幅も狭いため走りにくいコースでした。途中、予定のタイムより遅れていたため、前方が空いてきた残り5kmくらいからペースを上げました。まだ体力が残っていたため、ゴール前の300mは全力疾走をしました。
結果は、 『公式タイム:1:59:24』、 『ネットタイム:1:54:13』、 『距離別順位:2340位/6580位』でした。
今回の目標は、 『2時間以内にゴール』、 『脚を痛めずに走りきる』、 『普通に歩いて帰宅』 の3つでした。レース後に筋肉痛はありましたが、3つの目標を達成し満足のいくものとなりました。しかし、悪天候で景色を楽しむ余裕がなかったため少し残念に思いました。
1つ失敗したのが、走り終わった後に雨の中、頭から足先(靴)までビショビショのまま完走証や参加賞(Tシャツ、三浦だいこん)を受け取っていたら、急激に体が冷えブルブルと震えながら更衣室まで向かうことになったことです。途中、「震えていて可哀想」と傘に入れてくれ、ホッカイロをくれた優しい人がいました。その時は、あまりの寒さに声が出ず頭を下げることしか出来ませんでしたが、とても感謝しています。
写真を撮る余裕がなくマラソンの様子はありませんが、帰りに三浦海岸駅の河津桜がきれいだったので記念に撮りました。
今年は抽選にハズレましたが、来年こそは東京マラソンか横浜マラソンに参加したいですね。みなさん、応援ありがとうございました。
矢野
『言葉』
日本には『言霊』という呼び方がありますが、いにしえより言葉には魂が宿ると言われてきました。
そして、この国にはその四季に応じた美しい『言の葉』が数多くあります。
例えば、これからの時期に多く観られるであろう『花筏』・・これは桜の花びらが水に浮かんで流れていく様子を、「筏」に見立てた言葉です。

その他に春を表す言葉に
東風・・・凍てを解き春を告げる風、梅を開花させる風として多くの歌に詠まれてきました。
麗らか・・・日差しがやわらいでのどかな様子を指す季語です。
春光・・・春の柔らかい日の光の事です。
等、季節にふさわしい言葉には、 日本の風土に根づいてきた、それぞれの季節感や美しい情景を伴って、心がなごむ優雅な響きをもっています。
言葉によってその美しい情景が浮かんだり、またその逆もあったりしますよね。
このように日本には美しい言葉、風流な言葉が沢山あり、それを巧く使えば、自分も人も豊かな気持ちで生きる事が出来ると思うのです。
でも一歩言葉の使い方を間違えると、それは人を傷つけてしまう事になりかねません。
生きているという事は、それだけ言葉の暴力に傷つけられもするという事に他ならないと思うのです。言葉によって励まされもするが、言葉によって意気消沈もしますよね。
しかし、人が言った何気ない言葉に、自分なりの意味を見出し、それを頼りに困難な人生を歩いて行くことも出来ると思うのです。
だから本当に、使う言葉は気を付けなければなりませんよね。
出来れば、人を癒す言葉、勇気づける言葉、そして笑わせる言葉を使っていきたいです。
神宮司