先日、アドバンス予防医療診断士の養成講座を受け、そしてその認定試験に合格しました。
1426808905114
この講座は、一般社団法人日本予防医療協会の予防医療診断士、ベシック講座とアドバンス講座で、今後の予防医療を推進して行く為の知識と実践力を備える為のものです。

それでは予防医学とはどんな事をいうのでしょう?
 協会のHPでは以下のように説明しています。

【現代医療の壁】

『健康診断や人間ドックやガン検診が、これだけ広く実施されているのに、ガンも心臓病も糖尿病も高血圧も増え続けているのです。


「治療医学では病人は減らない?!」


16
年間、大学病院で最先端の現代医療に取り組んできて、早期発見・早期治療で病人を減らせるとずっと勘違いしていたのです。


理論的に考えれば当然のことですが、病気になったものをいくら早期に見つけても「ガン」は「ガン」。「高血圧」は「高血圧」。「糖尿病」は「糖尿病」。発見されるまでに10年間、病気はカラダの中で静かに進行している。ガンの成長を阻止するようなケアは何もしていないからです。

だから、「ガン」も「高血圧」も減らない。

当たり前のことですが、人間ドックで見つかるのは「高血圧」「糖尿病」「心臓病」。ガン検診で見つかるのは「ガン」。ガン検診で今年OKは来年OKではない、という衝撃的な事実。大学病院で医師をしている時、このことにまったく気がついていなかったのです。

             ~中略~

予防医療の本質は、誰もが本来持っている自然治癒力(自己治癒力)を高めること。そのために人間のカラダを構成している60兆個の細胞を元気にすることからスタートします。


細胞を元気にして、病気予防・ガン予防、肥満予防・寝たきり予防・うつ予防を実践する。寝たきりゼロ、病人ゼロを目指します。』



これは、日本予防医療協会の代表理事、金城先生の言葉です。




この講座を受けて感じた事は・・・



今までに如何に自分の健康に対する知識、食に対する知識、人間の身体に対する知識がいい加減で底が浅かったという事が解りました。


現代はTVやネット、雑誌等の様々な情報が氾濫しています。特にTVでは、『この食材がコレに良い!』とか、『こんな病気にはこんな栄養が必要だ!』 みたいな情報に踊らされています。特にTVでは、そこの所だけに焦点を合わせ、視聴率稼ぎの為に面白可笑しく作られているものもあるようです。


学んだ事のほんの一例ではありますが、どんなに高価で良い食材でも、十分に消化・吸収出来なければ、ただ口に入れて食べているだけなのです。

口から食道、そして胃、小腸、大腸、肛門と、そこは単なる土管に過ぎないのです。つまり身体の外。ここから栄養素を身体に中に入れるという事は、『咀嚼、胃酸、消化酵素、腸環境』が十分でなければ、食べた物の栄養素を取り入れてそれを細胞まで届ける事が出来ません。

 

ですから、先ずは人間の身体の事、そして自分の身体の事をよく知る事が一番大事な事だと思うんです。そして、病気を予防し、介護状態になる事も、認知症になる事も、ガンに罹患する事も出来るだけ先送りし、出来るだけ健康でいられるには何をどうしたら良いかと・・・

でも、あまり神経質にならず、大らかに、そして時には適当に!・・・出来る事からやって行ければ良いですよね。


4日間で学んだ事、そしてこれから学んで行く事、皆さんの健康増進や病気予防に役に立つ事を、ここで少しずつご紹介出来ればと思っています。


神宮司